紀州うめどり、うめたまご

みかんブリは知ってますか?

そう!あのくら寿司でも提供されているみかんを食べて育ったブリのことです。

それじゃあ、、、、、

紀州うめどり、うめたまご

ご存じですか?

知りませんよね〜

でも、想像のとおり、梅を食べて育った鶏です。
梅を食べたというのはちょっと違うんですが、梅のエキスを食べて育ったってことです。

和歌山県では、夏場にバテ気味の弱った鶏に梅酢を飲ませて体力を回復させる週間があったそうで、このことを有効活用して地域ブランドが生み出せないか研究を重ねて生まれたのが、梅酢エキスの「紀州梅そだち」です。
この「紀州梅そだち」を飼料の約1%に入れて育てたブロイラーが、臭みが無く、ジューシーで柔らかいと評判になり、2008年の食肉産業展地鶏銘柄鶏食味コンテストで他の有名地鶏を抑えて最優秀賞を獲得したのが「紀州うめどり」なんです!

ちなみに「紀州梅そだち」には、畜産肥料に混合することで、
1.内臓脂肪から筋肉脂質への移行による歩留まり向上
2.肉質の向上
3.離水・脂質酸化の抑制による流通における品質の差別化
4.強健性向上における医薬品コストの低減化

などの効果があります。

また、養殖用飼料に混ぜることで、
1.生育のばらつきを抑え、生産性を向上
2.内臓脂肪から筋肉脂質への移行による歩留まり向上
3.肉質の向上(脂のノリ、匂い、歯ごたえ)
4.離水・脂質酸化の抑制による流通における品質の差別化
5.栄養価の向上(遊離グルタミン酸、オレイン酸、EPA、DHAなど)
6.強健性向上における医薬品コストの低減化
7.体色、ツヤ、種特有の模様の発現

紀州梅そだち」で育てた真鯛の体表は、黒ずみのないきれいな美しい輝きで、臭みがなく、質の良い脂で酸化の進みが遅く、鮮度も長持ち、天然にも劣らないおいしさです。

そのびっくりするような効果を発揮する「紀州梅そだち」は次のような賞を受賞しています。
・安藤百福賞発明発見奨励賞
・「立ち上がる農山漁村」選定
・異業種交流成果表彰優秀技術賞
・中小企業庁長官賞
・和歌山県発明賞
・和歌山県創意工夫功労賞
・みなべ町文化奨励賞
・ちいき経済省(ふるさとスピリット賞)
・和歌山県農林水産業賞
などなど、たくさんのところから評価されていますね。

そんな「紀州梅そだち」を食べて育った「紀州うめどり

食べてみたくないですか?

食べたいですよね〜!

さらに、この「紀州うめどり」がたまごを産んだら「うめたまご」が出来ました。

そして、そのブランドを南高梅のように全国に広めるべく、和歌山県、梅干し業者、養鶏業者および関連業者が集まって「紀州うめどり・うめたまご協議会」を発足し(発足時は紀州うめどり・うめたまごブランド化推進協議会)、さらなるおいしさを求めて研究をかさねています。

その気になる「紀州うめどり」に「うめたまご」の取扱店はこちらの「紀州うめどり・うめたまご協議会」のサイトから確認できます。

ぜひ、和歌山が誇る「紀州うめどり」に「うめたまご」を食べてみてくださいね!

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