梅翁園の本社に隣接している「紀州梅干館」

スイートはちみつ梅を販売している梅干しの梅翁園
ですが、本社の創業は昭和17年。創業から70年にわたって一貫して商品作りにこだわり、梅製品を製造・販売しています。最近ではみなべ町の活性化や梅のピーアール活動にも積極的に取り組んで、梅のブランドはもちろんのこと、みなべ町の活性化にも一役買っています。

立地的には大阪から電車で約2時間、南部(みなべ)駅(町は旧南部町と旧南部川村が合併して「みなべ町」)に近づくと、その地域ではひときわ目立つ緑色の建物が目に入ります。それが、梅翁園の本社工場と隣接している「紀州梅干館」です。

紀州梅干館」は、梅翁園がより多くの人に梅のことをアピールできるように、平成5年に開館した梅干紹介施設です。
工場見学で梅干ができるまでの工程などがを見学できたり、オリジナルの梅干作りを体験することができます。
観光客を中心に来館者は年間30万人を超えて、梅産地であるみなべ町の地域イメージの確立に無くてはならない施設になっています。

また、紀州梅干館を開館したことにより、地元の雇用は増え、それが評価されて、2003年には「ふるさと企業大賞(総務大臣賞)」を受賞しています。
この賞は、一般財団法人地域総合整備財団(ふるさと財団)※が、民間の事業所で、特に地域の振興や活性化に貢献した優良な事業所を顕彰するもので、和歌山県の民間企業としては初めて受賞となりました。すごいですね〜!

「梅翁園」の泰地社長は、「安心して目仕上げってもらえる梅製品を、心を込めてご提供することを企業理念とし、これからますます高まりを見せる食の健康へのニーズにも答えていきたいと考えています。」とのコメントを出しています。

ちなみに、和歌山出身の歌手「坂本冬美」さんが、高校卒業後に梅工場で働いていたことは有名ですが、残念ながら「梅翁園」ではなく、「株式会社ウメタ」で塩分検査をしていたとのことです。
ちなみに「坂本冬美」さんは、第1号の和歌山県ふるさと大使として、いろいろなメディアで和歌山県や梅のことをPRしてくれています。また、2015年に開催される「紀の国わかやま国体」のテーマソング「明日へと」を歌っていて、和歌山県では知らない人がいないスーパーの「オークワ」や「松源」、「エバーグリーン」などでBGMとしてよく流れています。

話がそれてしまいましたが、「紀州梅干館」は、観光ツアーとしても組み込まれていますし、この季節ならみなべ町の梅林見学ついでに寄ってみてはどうでしょうか?

「梅翁園」のイチオシ商品は



一度食べると病みつきになりますよ!

※ 地域における民間能力の活用、民間部門の支援策として考え出され、昭和63年12月21日、自治大臣(現: 総務大臣)及び大蔵大臣(現: 財務大臣)の許可を得て、都道府県、政令指定都市の出捐による財団法人として発足。

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